福祉の仕事では、「ご家族と面談する人」「実際に支援をする人」など、
職種で分けられるのが一般的ですが、ロングランにはその垣根がありません。
それは「ものごとを総合的に見る視点」を養ってほしいから。
利用者さんを支える正しいジャッジをするために欠かせないことだと、当法人では考えています。
障がいを持つ方が置かれている状況や抱えている悩みの相談に応じ、暮らしについて、サービスの内容、そこでどのように過ごしたいかなどを利用者さんやご家族と話し合います。
相談内容を踏まえて「個別支援計画」を作成。
その人に適した支援を行います。
その後は、半年に一度の面談を受け、計画を更新していきます。
「個別支援計画」に沿って、その人に適した支援を行います。
ロングランの利用者さんは子どもから大人まで幅広く、仕事内容も多岐にわたります。
ロングランと、サービスを利用する方々とのつながりを
単なる「提供者」と「利用者」の関係にしたくない、と私たちは考えています。
互いに力を合わせ、同じ目的に向かって進む〈大きなファミリー〉を目指して活動しています。
放課後等デイサービス・児童発達支援員
2021年入社
居住等支援員
2020年入社
担当する仕事の一つに、グループホームに居住する大人の利用者さんの外出の付き添いがあります。以前、ある利用者さんの外食に付き添うと「ありがとう、またお願いね」と言われました。私にとっては当たり前の外食も、利用者さんにはどれだけ大切なことかを実感。ロングランを利用することで幸せに、不自由なく生きてほしいと改めて思いました。
ロングランでは利用者さんが制作した絵画の貸出事業を実施。銀行や郵便局に作品を飾っていただいています。今後は私も、ロングランと地域の橋渡しとなる活動に携わりたいです。障がいのある人を遠ざけるのではなく、身近な存在となるよう、まずは地域の方々にロングランを知ってほしいと思います。
年に1回、新人や若手職員が制作・発行する広報紙「ロングラン便り」。記事の企画から取材、原稿執筆まで自分たちで行います。
第4号となる今年は、理事長のインタビューや新しいサービスの話題など盛りだくさんの8ページとなりました。
広報紙は、ご家族や関係者にロングランの活動や想いを知ってもらうことはもちろん、
若手職員が取材を通じて「ロングランはこういう法人なんだ」「先輩はこういう思いで利用者さんを支援しているんだ」と
理解を深める意味でも重要なツールとなっています。
コミュニケーションの取り方を模索
午前中は法人内のいろいろな施設で働くジョブローテーション、午後は放課後等デイサービスで子どもたちの支援をしています。
言葉でのコミュニケーションが難しい子が多いので、視覚的な情報伝達を試みたりと試行錯誤の日々です。そんな中でも、自分の考えた支援の方法で成功例を出せると仕事にやりがいを感じます。
福祉に対するイメージが一変!
ロングランを知るまで、福祉に対して明るいイメージはあまりありませんでした。でもロングランは、利用者さんもスタッフも本当に生き生きと楽しそう。福祉に対する印象が大きく変わりました。同期とも仲がよく、充実した気持ちで仕事ができています。